ランプ用語集

2024年04月14日

ランプ用語集

光の単位①

光の単位②

 

名称 記号 意味
光束 lm(ルーメン) ランプから放射される光の量を表します。
光度 cd(カンデラ) 光の強さ(ある方向の単位立体角内に放射される光の量)を表します。
照度 lx(ルクス) 単位面積当りの光の量(光束)を表し、その場所の明るさを表します。照明の基本となるもので、照度基準として、JIS規格が選定されています。
輝度 cd/㎡,nt
(カンデラ/
平方米)
(ニト)
ある方向から見た物の輝き(単位正射影面積よりある方向に向かう光の強さ)を表します。照度が単位面積当たりにどれだけの光が到達しているのかを表すのに対し、輝度はその結果ある方向から見たときどれだけ明るく見えるかを表します。
波長 nm
(ナノメートル)
電磁波の一周期の長さ。nmは1mの10億分の1(10 -9 m)の長さを表します。
色温度 K(ケルビン) ランプの光色を決定する特性で色温度が高ければ青白い光色、低ければ赤味がかった光色となります。
演色性   ランプで照明された物の色を実際にどう見せるかという性能を演色性といいます。
平均演色
評価数
Ra 色の再現性の忠実度を表した指数です。この数値が100に近いほど、色がより自然に見えますが、実用上80以上であれば満足されるものだと言われます。(JISZ8726(光源の演色性評価方法)に規定されています。)
定格ランプ
電力
W(ワット) ランプに表示されたり、カタログなどで公表されているランプの消費電力。
(ランプの)
効率
lm/W
(ルーメンバーワット)
ランプの全光束をその消費電力(ランプ電力)で割った値。
平均寿命 h(時間) ランプが点灯しなくなるまでの時間、あるいは明るさが最初の値(100時間点灯後)の70%(一部品種60%)に低下するまでの時期のいずれか短い方を測定した際の平均値。
定格平均寿命
定格寿命
h(時間) 規定の試験条件で得た多数のランプの寿命の平均値でカタログなどで公表されている寿命。
初期特性   光源を点灯初期において特定の条件で点灯したときの全光束、電流などの特性。
電流 A(アンペア) 放電ランプの安定動作における電極間に流れる電流。
電圧 V(ボルト) 放電ランプの安定動作における電極間にかかる電圧。
配光曲線   光源から出ている光がどの方向にどれだけ
の強さで出ているかを表したもの。
ビーム角
(ビームの開き)
  集光の程度を表すのに用いる定義で、中心
光度(最大光度)の1/2の光度になる左右2
点と光中心を結ぶ角度のこと。
ビーム光束 lm(ルーメン) ビーム角内の光束のこと。
中心(最大)
光度
cd(カンデラ) 反射形電球などの投光照明用ランプで、配
光曲線上で最も大きな光度を最大光度で表
します。