パナソニックルームエアコンのエラーコード確認方法

2024年12月18日

ルームエアコンの場合

エアコン本体または室外機で異常を検知すると、タイマーランプが点滅してお知らせします。タイマーランプが点滅した場合、リモコン、またはエアコン本体にエラーを示す診断コード(アルファベットと2桁の数字)が表示されます。診断コードは、1995年頃以降のエアコンで確認できます。

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診断コードの意味と対処方法

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H00    H11   H14   H16   H19   H28  
H50 H51 H52 H56 H59 H86
H96 H97 F11 F91 F93 F99
その他の診断コード…修理診断ナビ(メーカーページへ)

診断コードの確認方法はコチラ

 

パナソニックルームエアコンのよくあるご質問一覧はこちら

 

H00 異常の履歴がないことを示す診断コードです。
安心してご使用ください。
H11 エアコン本体と室外機の通信に不具合がある場合に表示される診断コードです。
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
H14 エアコン本体のセンサー異常に関する診断コードです。
台所や厨房などにエアコンを設置している場合※エアコン本体が高温の空気を吸い込んでいる可能性があります。涼しい環境にして様子をみていただくことをおすすめします。
※近くに熱や蒸気、油煙(調理場や機械工場など)の発生がある場所には据え付けないでください。

設置場所が台所や厨房ではない場合は、電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。
上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。
●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。
●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

 H16  エアコンが運転しているのに少量しか電流が流れていないことを知らせる診断コードです。電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。
上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

​​​​​​​●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

 H19  エアコン本体から風を送るファンが回転できなくなっている場合に表示される診断コードです。
点検・修理が必要です。
電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
 H28  室外機のセンサー異常に関する診断コードです。

電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

 H50  排気(換気)ファンモーター異常を知らせる診断コードです。

電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
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「換気」ボタンがある機種の場合は、換気の設定を取り消しするか、リセットすることで一時的にエアコンを運転させることができます。ただし、換気機能、自動(手動)おそうじ運転は使用できません。

H51  フィルターそうじノズル、またはブラシそうじブレード動作異常を知らせる診断コードです。

エアフィルターを付け直し、本体リセットを行うことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. エアフィルターを付け直す
  2. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  3. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

フィルターそうじノズルが途中で止まっているときは

ノズルリセットをしてください。
1.前面パネルを閉じる
2.リモコンの「手動おそうじ」ボタンを約5秒間長押しする受信音が鳴り、リモコンに「ノズルリセット」が表示されます。フィルターおそうじランプが消灯したらリセット完了です。機種によって操作方法が異なりますので、詳しくは取扱説明書でご確認ください。

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上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

なお、エアコン本体の冷暖房機能は正常です。修理するまで一時的に運転できます。(受信音“ピピピピ”)

 H52  フィルターおそうじ機能に不具合がある場合に表示される診断コードです。
エアフィルターを付け直し、本体リセットを行うことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. エアフィルターを付け直す
    ※エアフィルターが巻き込まれていてつけ直しできない場合は、点検・修理が必要です。
  2. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  3. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

なお、エアコン本体の冷暖房機能は正常です。修理するまで一時的に運転できます。(受信音“ピピピピ”)

 H56  ルーバーが正常に動作できないことを知らせる診断コードです。

上下ルーバーが障害物に当たっている場合、簡単に動かせるものであれば取り除き、正常に動作できるかご確認ください。
設置または移設直後で、カーテンレールなど動かせないものが障害になっている場合は、設置業者にご相談ください。

障害物に当たっていない場合は、電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

 H59  赤外線センサーの異常を知らせる診断コードです。

電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

H86 ホコリセンサーの異常に関する診断コードです。
制御系の故障である可能性が高いです。
電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

H96 購入設置時の試運転の際にのみ表示される診断コードです。室外機が外気温の影響(高温・極寒)で、熱交換器(室内機内部)が試運転時間内に所定の温度にならず、表示する場合があります。冷房または暖房ボタンを押して再度試運転を行い、異常表示がされなければそのままご使用いただけます。改善しない場合、設置業者に点検をご依頼ください。設置または移設直後ではない場合は、点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。
H97

室外機のファンの異常を知らせる診断コードです。

電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

F11

冷房・暖房切換の異常に関する診断コードです。
制御系の故障である可能性が高いです。
電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。
●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

F91

冷凍サイクルの異常に関する診断コードです。
制御系・冷媒回路系の故障である可能性が高いです。
電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

F93

圧縮機の回転異常に関する診断コードです。
制御系・冷媒回路系の故障である可能性が高いです。
電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

F99

異常電流の検知をお知らせする診断コードです。
制御系・冷媒回路系の故障である可能性が高いです。
電源を入れ直すことで改善する場合があります。以下の手順でご確認ください。

  1. リモコンの「本体リセット」ボタンを先の細いもので押し、本体電源をリセットする
    または電源プラグをコンセントから抜く、もしくはエアコン専用ブレーカーを落とす
  2. 電源を入れ直し、運転を再開する

※機種によって「本体リセット」ボタンの位置は異なります。詳しくは取扱説明書にてご確認ください。

上記の対処後、タイマーランプの状態を再度確認してください。

●タイマーランプが点滅しないとき
エアコンは正常です。日時を合わせ、そのままご使用ください。タイマー予約をしていたときは、予約し直してください。

●タイマーランプが点滅するとき
点検・修理が必要です。電源プラグを抜いて、お買い上げの販売店、またはパナソニック修理ご相談窓口に点検・修理をご依頼ください。

 


 

診断コードの確認方法

リモコンにお知らせボタンがある場合

エアコン本体に向けて、リモコンのお知らせボタンを押してください。
“ピピピピ…”と鳴り、リモコンの液晶表示部に診断コードが表示されます。

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お知らせボタンを押しても「もう一度」の表示が出たり、エラー表示が出ないときは、正しく送受信できなかった可能性があります。もう一度、エアコン本体に向けてお知らせボタンを押してください。何回押してもエラー表示が出ないときは、リモコンの電池が消耗している可能性があります。全ての電池を新しい電池に交換してください。

※お知らせボタンでエアコンの状態を確認するときは、エアコン本体との双方向通信を行うため、他の操作に比べて高い電圧が必要になります。


リモコンにお知らせボタンがない場合
(2023年以前のエアコン)

エアコン本体の前面パネルを開くと、本体内部の右側に診断コード表示部があります。英数字3桁が1文字ずつ順に表示されます。
前面パネルの開け方について、詳しくは下記をご覧ください。

前面パネルの開けかた・取りはずしかた

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※一部、表示方法や表示箇所が異なる機種があります。本体で診断コードが確認できない場合は、取扱説明書をご確認ください。


リモコンにお知らせボタンがない場合
(2024年以降のエアコン)

エアコン本体に向けて、リモコンの診断ボタンを先が細いもので押してください。リモコンの液晶表示部に「–」が表示されます。

「温度/しつど」または「温度」ボタンをゆっくり繰り返し押すと、診断コードがリモコンに順番に表示されます。
該当の診断コードが表示されたときに、エアコン本体のランプが全て点灯し、“ピピピピ…”と鳴りますので、そのときに表示されている診断コードをご確認ください。
ボタンや表示方法は機種により異なる場合があります。また、ご使用のエアコンがリモコンで診断コードを確認できる機種かどうかは、取扱説明書をご確認ください。

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※診断ボタンの位置は、機種によって異なります。

リモコンの表示は、「取消」または「停止」ボタンを押すか、30秒間ボタン操作がないと、元に戻ります。